2007年12月10日
鮨処しみづ
ご主人は清水邦浩さん。「新橋鶴八」より独立して8年になる。
神保町鶴八の孫弟子といことになる。
新橋の石丸さん、神保町の田島さんは
初代師岡さんのやり方をかたくなに守ってお店を続けているが、
しみづは正反対の生き方である。
鶴八では扱っていなかったネタを扱ったり、調理法を試したりしている。
また、ご飯の炊き方をいろいろ変えてみたり。
一時はアルデンテもいいところで
シンのしっかり残ったちょっとやりすぎの酢飯だったりしたこともある。
いい意味で常にチャレンジする鮨屋である。
ただし、基本はしっかり守っていて
酢でしめたり、煮たりしたものは
鶴八の伝統をキチッと受け継いでいる。
しみづはグルメ雑誌などで随分紹介され
今では東京すし界の若手三羽ガラスといってもいい程の評判と
鮨の評価をされている。
そのため予約が大変取りにくい。
私は落ち着かなくて嫌なのだが、込む時の夜は
1人1時間半、3交代制でお客をまわしたりしている程だ。
2階の座敷は比較的取りやすいのと時間制限がないのと
ゆっくり話ができるということで
今回は男3人で座敷を取った。
(写真も撮り放題)
今回いただいたものを一通り写真で紹介します。
一時ちょっと高くなったなと思ったこともあったが、
今回はまことにリーズナブルな値段でした。
大変美味しく満足であった。
しみづは私が最も好きな鮨屋である。
正統な進化を期待したい。
また、私にとっては今の店のいたずらに高級を求めない
庶民的な雰囲気が好きで、
引っ越したりして高くならないことを願う。
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- at 10:53
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